ロイターの調査によると、一九八七年十月のいわゆるブラックマンデーによる株式暴落後、世界的な地価上昇ブームが起っているという。欧州では、イギリス、フランスの値上がりが特に大きい。ロンドンの高級地は一九八八年になって、四五%上昇し、パリでも目抜き通りは、過去五年間で三倍になっているという。日本、インド、オーストラリア、チリ、ケニア、ポーランドも土地ブームとなっている。債務国のメキシコ、ブラジル、アルゼンチンは値上がりしていない。
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経済が不況で、公共投資、住宅建設が不活発なためだ。チリは債務国の危機を脱して経済が回復し、地価が値上がりしている。首都・サンチアゴの高級地で二寝室の住宅(居間付)は五万五〇〇〇ドル、昨年は五万ドル。スペインのマドリードはブームで、過去五年間に二寝室の住宅、マンションは三倍に値上がりし、一三万五〇〇〇ドルから一五万ドル。ケニアのナイロビ郊外の高級住宅地は二寝室で一一万五〇〇〇ドル、ワシントンは、二寝室で九万六〇〇〇ドル、シカゴは九万ドル、ロサンゼルスだけは二八万ドルとアメリカの中では高い。日本は二寝室のマンションは五〇万〜八〇万ドルで世界一。
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