シックハウスは、ゆりかごから墓場まで続いています。長男は立ち会い出産でした。入院先は妻の希望ですが、2人の合意で決めました。評判のいい産婦人科でした。3年後、長女も同じ病院で生まれました。病室や待合室を観察しました。新建材が多用されているようでした。その後、長男の病気で駅前の小児科へ行きました。地元に支持されている病院です。合板とビニールクロス。やはり新建材です。長女の入院先。やはり新建材です。父親の墓の管理事務所。同様だったように思います。これはわたしの悪夢でしょうか。あるいは偏見でしょうか。いろんな場所で、あまねく新建材が跳梁し、増殖し、蔓延しています。塩化ビニールやプラスチックの備品が平気で使われています。新築後、有害な化学物質は揮発し、影響は減少してゆきます。しかし現代人は胎児の段階から息を引き取るまで、あらゆる場所において化学物質に包囲されているのです。もうお分かりですね。問題は、シックハウスだけではないのです。シック幼稚園を出たらシックスクールに進学。シックレストランで食事して、シックセレクトショップでお買い物。家はシックハウスで、勤務先はシックビル。入院先じたいがシックホスピタルかもしれません。
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