マイホームを購入する場合には、物件の引き渡し時に代金を支払うのが普通である。しかし公庫や年金、財形などの公的融資は、物件の引き渡しを受けて一定の手続きをしてからでないと融資が実行されない。これでは公庫や年金などの融資は代金の支払いに間に合わない。そこで必要になるのが「つなぎ融資」で、具体的には銀行などの金融機関から一時的に資金を借り、そのカネで物件代金を支払い、公庫や年金などの融資が実行されたら、それで一括返済する。つなぎ融資はあくまで公庫などの融資が実行されるまでの一時的な借入だが、いくら短期とはいえカネを借りれば利息がつくのは当然で、その分は費用として負担しなければならない。このほか銀行などの金融機関への手数料と、金銭消費貸借契約証書の印紙代も必要になる。金利は金融機関によって異なるが、公的融資へのつなぎ融資の場合は、対象となる公的融資の金利と同程度というケースが多い。たとえば金利四%で1000万円のつなぎ融資を利用した場合、毎月の支払い利息は三万三三三〇円。公的融資が下りるのに六ヵ月かかるとすれば、利息は約二〇万円にもなる。このほかに手数料や印紙税がかるのだからイヤになる。
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