管理とは、字の語源や成り立ち、あるいは求められている考え方からみて、「ひとつのルールにもとづいて、方向を正しながら、区切りよく進めていく」というような意味に解釈できる。管理の管は、竹の官(管)であり、節を表す。折目とか区切りとかという意味である。理という言葉も理論とか理屈とかいうように、王の里、すなわち権威(王様)が定めた基準(一里塚の里も同じ)というような意味がある。語義の解釈はさておき、管理とは、一定の判断基準にもとづいて、方向を是正していくことと考えていただきたい。
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近年、建設業界に導入されているTQCという科学的管理法では、このサイクルをさらに分解して四段階に分けている。PLAN(計画)↓DO(実施)↓CHECK(検討)↓ACTION(行動)というのが、それである。基本的には、まったく同じであるが、強い特徴を挙げれば、行動という点を強調していることである。TQCという運動は、もともとアメリカでQC(品質管理)として始まったものであるが、わが国において経営管理の基本的手法として定着・発展した。その特徴は、品質というものを単に物だけに限らず、仕事に対する取り組みの姿勢にまで及ぼしたこと、そして、それを全社員で全社的に展開することである。今では、かつての御本家アメリカから、このTQC運動を視察に来るぐらいである。TQCでは、このサイクルをQCサイクル、あるいはPDCAのサイクルと呼び、これが管理の基本とされている。また、「行動」は、処置、対策ともいわれ、いずれにせよ、つねに仕事を改善工夫していく姿勢が大切であるとされている。
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